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フィギュアスケートにおける自動追尾カメラ開発 - 位置情報+AI画像解析

みなさんはフィギュアスケートという競技を華やかで優雅なイメージでご覧になっているかもしれません。
しかし、フィギュアスケートという競技は、最高30km/hを超える速度とジャンプ・スピン・急旋回といった動きの激しさも兼ね備えています。

トレーニングの模様を無人でカメラ撮影・データ表示・遠隔視聴したいとなったときに様々なハードルがありました。
複数の選手がいる中で、特定の選手を自動的に追尾撮影しトレーニング支援するシステムの開発は、交錯の問題もあり非常に難易度が高いものでした。

今回、我々は屋内位置測位システムとAI技術を組み合わせ、フィギュアスケートのトレーニング現場に対応した自動追尾カメラシステムを開発しました。
その事例について紹介します。

市野 真一 / Shinichi Ichino

開発本部 たんぽぽ室 インフラグループ

2021年にミクシィ(現:MIXI)入社。配信インフラとして主に TIPSTAR に関わる映像伝送・配信の構築・保守・運用や、 IPS/Wi-Fi/sXGP/ローカル5G 等の無線を利用した映像・無線技術に取り組む。また、JANOGでは半分趣味の配信現場対応でスタッフ参加。昨年7月に開催したJANOG52@長崎では実行委員長を務める。

小端 みより / Miyori Kobata

開発本部 たんぽぽ室 映像開発グループ

2016年にゲーム開発エンジニアとしてミクシィ(現:MIXI)入社。近年はゲーム技術を応用した映像システム開発に従事し、Unreal Engineを使用したAR映像システムの開発や、IPSとAI技術を組み合わせた自動追尾カメラシステムを開発。

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